こう話すのは、東日本に住む女性、ゆりさん(40代、仮名)です。 避妊をせず性行為を求めてくる夫の要求に応じ続けて、5度妊娠し、中絶を選択したこともありました。. ゆりさんの気持ちとは関係なく、毎日のように求められるので、性行為の際にひどい痛みを伴うようになり、婦人科を受診したこともありました。 夫は避妊をしなかったといいますが、ゆりさんも「夫婦だから」避妊をする必要はないのかもしれないと、漠然とした考えがあったといいます。. 我慢したほうが早く終わる 夫は、ゆりさんが朝、仕事に行く前にシャワーを浴びていても、風呂場の中に入ってきて性行為を求めてきたそうです。. 家の中に子どもがいても、子どもたちを外に遊びに出かけさせて、ゆりさんに迫ってきたといいます。 ゆりさんが「やめてほしい」と訴えると、夫は機嫌が悪くなり、ゆりさんが応じるまで、しつこくいつまでも求めてきたともいいます。 だから、ゆりさんは「我慢したほうが早く終わる」と、その時間をやり過ごそうと考えるようになっていきました。. 夫の行為がDV? ゆりさんは、夫のこうした行為に疑問を持たなかったわけではありません。 ただ、夫婦だから、しかたない。 こんな考えもあったといいます。 また、ひとり親の家庭で育ったゆりさんは、両親がいる家庭で子どもたちを育てたいという思いがありました。なんとか夫と別れず家庭を保とうと、自分自身も働きながら、ほぼ1人で家事と育児を担ってきました。 しかし、夫が浮気を繰り返すなどしたため、5年前、意を決して支援団体に相談。 そして、話をしていくうちに、思いもよらない指摘をされたといいます。 「夫がゆりさんにしている行為は『性的DV』になる」 性行為の求めに応じないと不機嫌になったり、避妊に協力しなかったりする夫の行為は、DV=ドメスティック・バイオレンスの1つ「性的DV」に該当するというのです。. ゆりさん 「夫の行為がDVに当たるとは考えていませんでした。『夫婦はこんなものだろう』と思っていたところもありました。夫婦だからといって、我慢して応じる必要はないんだと、その時気づきました」. 夫婦の間に潜む「性的DV」 それでは、いったいどれくらいの女性が「性的DV」の被害を受けているのでしょうか。 内閣府が年に発表した「男女間における暴力に関する調査」に、その一端が分かるデータがありました。 これまでに結婚したことがある女性人に、配偶者から暴力の被害経験の有無について尋ねたところ、次のような結果でした。. ただ、こうした数字以上に「性的DV」の被害を受けている女性が大勢いると指摘する関係者もいます。 DV加害者の更生支援を行っている神奈川県のNPO法人「女性・人権支援センター ステップ」で理事長を務める栗原加代美さんは、次のように話します。. 女性・人権支援センター ステップ 栗原加代美理事長 「DVの相談に来るケースのおよそ9割に、何らかの『性的DV』があります。表面化しないのは、夫も妻も『妻は夫の要求に応えるのが当たり前』『夫婦だからしかたない』という考えがあることが多いです」. なぜ、DVだと認識できない? さらに取材を進めると、「性的DV」が表面化しにくいのは、日本では、夫婦間でも、お互いの合意のない性行為は性暴力に当たるという認識が薄いと、日本の社会的な背景を問題視する専門家もいました。 DV被害者を支援する全国組織「全国女性シェルターネット」で共同代表を務める北仲千里さんは、次のように話します。. 全国女性シェルターネット 北仲千里 共同代表 「夫婦間に性的暴力が存在することとその深刻さが理解されていないのが現状です」. 海外における「性的DV」の状況は それでは、「性的DV」をめぐる海外の状況はどうなっているのでしょうか。 調べてみると、ヨーロッパなどでは、DVには身体的な暴力だけでなく、性的、精神的な暴力も含まれるという考え方が一般的になっている現状が見えてきました。 このうち、EU加盟国などでつくる欧州評議会は、年、女性に対する暴力やDVを防止するための「イスタンブール条約」を採択しています。 条約の中では、DVの定義について、身体的なものだけでなく、性的、心理的、経済的な暴力行為が含まれるとしています。 また、同意のない性行為を性犯罪として処罰の対象とすることを求めていて、夫婦間や交際相手との間にも適用されるように義務づけています。 現在、ドイツやオーストリアなど34の国が条約を批准し、11の国と機関が署名をして、批准に向けて国内法の整備を進めています。(年1月現在) ヨーロッパ以外では、台湾でも、刑法で「配偶者間であっても性犯罪が成立する」と明示しています。 また実際に保護命令が出されたケースは多くはないということですが、「性的DV」を精神的DVに位置づけて保護命令の対象としています。. 再び歩み始めたゆりさん 今回取材したゆりさんは、夫と離婚したあと、保育士の資格を取得し、将来的には、自分と同じようにDVの被害を受けている女性や子どもを支えていきたいと考えています。 また、「性的DV」をはじめ、DV被害を相談する時に子どもがいる前で話さなくて済むように、親が相談している間に子どもを預けることのできる託児所も開きたいと話します。. ゆりさん 「私と同じような思いをしている人には、『嫌なことは嫌』と言ってもいいし、夫婦だからといって我慢して、求めに応じる必要はないんだよと、伝えていきたいと思います」. 国際部記者 松田 伸子 年入局 千葉局、奈良局、札幌局、社会部を経て現所属 ジェンダーや気候変動問題を中心に取材.
子どもが見ている前で親が… 急増する「面前DV」深刻な心の傷
大阪市:【第69号】「おうちで伝える『性』のおはなし その3 ~よくあるお悩みと対応のヒント」NPO法人ピルコン理事長 染矢 明日香 (…>文化・スポーツ・生涯学習>生涯学習) 方もさまざまです。 子どもへの性的行為や子どもに性的行為を見せることは性的虐待にあたり、家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にすることなどはネグレクト(育児 日頃のお子さんの様子を振り返ってみましょう。 子どもの成長発達には個人差や男女差があり、思春期のあらわれ. 子どもの前での夫婦げんか(面前DV)は、子どもへの心理的虐待にあたります | 目黒区はじめまして。今日学校から帰るとお手紙が届いていました。 僕は,当たり前のことをしただけなのに,こんなにも喜んでいただきとても嬉しく思っています。それからお金(薄謝というんですね,勉強になりました)を沢山いただいてありがとうございました。大切に遣わせていただきます。 僕は小さいころからサッカーを習っていて,高校に進学する際,憧れの観音高校を選びました。夢は観音サッカー部のレギュラーとして国立競技場のピッチに立つことです。これからも観音高校の校訓である「文武両道」を目指してがんばります。 この度は,本当にありがとうございました。どうかお身体を大切にしてください。. 高度経済成長以降,多くの人々は経済的な豊かさこそ,人生の豊かさにつながると考えていた。でも僕は,人生の豊かさとは多くの人があたり前に感じている,ごく平凡な日常生活にあると思う。 でも,それは失って初めて分かるものかもしれない。人間,欲を持たない人は一人としていないと思う。僕はカラーテレビを持っているが,やっぱりプラズマや液晶テレビも欲しい。他にも自分が欲しい物はたくさんあるし,その数が増えれば正直嬉しいと感じるだろう。 しかし,地震や火災などによって生活のすべてを失った時には,気付くかもしれない。物は金で取り返すことはできるが,大切な家族や場所を失えば同じ生活は二度と取り戻すことができないということを。 そう考えると,僕は自分の周りにあるすべてがすごく大切で,平凡な日常生活こそ実は人生の豊かさにつながっているのではないかと感じる。親がいて,家があって,学校があって,友達がいて,先生がいて,勉強ができて,食べる物があって,安心して寝ることができる。このあたり前だと思われる生活が送れなかった時代もあっただろう。この上なく,今の僕たちを取り囲む環境は豊かなのである。便利さや物に囲まれる生活を追求する人生ではなく,友達や家族を大切にし,環境を守り,支え合える社会を創りながら生きていくことが最も豊かな生き方だと僕は思う。豊かさは平凡な日常生活の中に眠っており,それに気付いて大切にする人は,豊かな人生を歩めるのではないか。人生の豊かさは身近にあると僕は思う。. 私は高校で生徒会長になってから,学校や地域に貢献するために一生懸命活動してきました。おもに力を入れたのが,過疎化・少子高齢化が進む地域の活性化に関わることです。私の住む町は,若者が都市へ出ていくことで,過疎化が進んでいると考えられます。私は地域の魅力を高めるため,生徒全員に呼びかけ,様々なボランティア活動を進めてきました。学校周辺の道路清掃や,小中高合同の清掃活動,花を植えたプランターを配布する活動などが認められて,広島県からアダプト活動の認定を受けました。 さらに,地元中学校から本校への進学者を増やし,将来若者を地元へ定住することにつなげる取り組みの1つとして,中学生への学習支援,出前授業として化学の実験指導も行いました。これら多くのボランティア活動により,生徒全員の地域への興味・関心は高まったと思います。私は,過疎化・少子高齢化に関して先進的な取り組みを行っている大学で学ぶことで,私の住む町のような過疎地域への対策,地域活性化の方法について考え,貢献していきたいです。. 他の探し方 よくある質問 選んで探す 組織から探す 閉じる. この記事を読んで、私が受けてきた事も初めて面前虐待ではと感じました。父は、どこで、どのような言葉で怒りを表すかわかりません。怒ると壁や柱に頭を打ち付けて、血だらけになります。怖いです。俺をおこらすとこうなるんだ、覚えとけよ。 母からは、お前を産まなきゃ私たちはもっと幸せだったのに。感情を出すな。と、言われ続けてきました。.
子どもの前での夫婦げんか(面前DV)
テレビでキスシーンやエッチなシーンが流れてきた時、どう Missing 子どもへの性的行為や子どもに性的行為を見せることは性的虐待にあたり、家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にすることなどはネグレクト(育児 今回は、よくある保護者の悩みとその対応のヒントを紹介していきます。 お悩み1.DVと児童虐待の関係 DVとは 児童虐待とは 事例 子どもへの影響 あなたの周りに心配だなと思う人はいませんか? 自分にあてはまるかもというときは 主な相談窓口 関連サイト. 出張で広島に来ました大阪の会社員です。 本日,昼2時半ごろ広島駅のATMでお金を下ろした後,タクシーに乗ろうとしたとき, 「誰かATMでカードを忘れた方いませんかー。」 と,ものすごく大きな声で叫んでいる女子高生二人組がいました。もしやと思い,近づいて確認すると,それは私のキャッシュカードでした。 急いでいたので「ありがとう」と一言しか言えなかったのですが,駅前で人通りが多いのにもかかわらず,見ず知らずの誰かのために大声で叫んでくれた二人の女子高生に,改めて感謝の気持ちでいっぱいです。 おかげで,私の大切なキャッシュカードを紛失せずに済みました。 乗り込んだタクシーの運転手の方も,「すごい子達やなー」と感心しておりました。 自身の勇気ある行動とは思いますが,広島県での教育の質の高さも垣間見えた気がして筋違いかもしれませんが,こちらにメッセージを送らせて頂きました。 「大声で叫んでくれて,助けていただいたこと,本当に感謝しています。ありがとうございました。」 どうか,二人にもこのメッセージが届くことを祈ります。. やすこ says:. 大阪市教育委員会事務局生涯学習部生涯学習担当生涯学習推進グループ 住所: 〒 大阪市西区北堀江4丁目3番2号(大阪市立中央図書館4階) 電話: ファックス: 家族でさくらを見に行った帰りのこと。2時ころ、ちょっと遅めのお昼をとろうと、レストランに入りました。ものすごく混んでいて注文をとるのに30分。注文したものが来るのになんと1時間かかっていました。 家族みんな自然と無口になり、隣の席の家族は「待ちきれない」と言って帰ったほど。みんなイライラしていました。私も帰りに一言文句を言ってやろうかと考えていました。 一番先に長男の注文したものがきました。「いただきます」の前に、小学1年生の息子がひと言。「たくさん待ったお陰で、おいしく食べれるね!」 トゲトゲだった心が一瞬にしてあたたかい気持ちになりました。 私たちはその後、みんなおいしく昼食をいただくことができました。. 児童養護施設 くらし 支援. お父さんが怖い助けて お母さんにたくさん理不尽にあたって、 私にいってないけどお母さんを守りたいよ。前、味方したでも味方すると私が傷つく言葉を言われる。お母さんを助けてあげて私はいいからお願い誰か助けてあげて、私はいいから誰か誰か助けて?何言っても誰も助けてくれない。 私の居場所は無い、死にたい。 私がね笑顔になれるのはYouTubeだな〜こうやってインターネットに子供ははまっていけのかな?あーあもう誰かと交換したい人生だなぁ〜. 匿名 says:. 思春期を過ぎたら、異性の親ではなく、同性の親や年長者が子どもの性教育にかかわってほしいなと思います。個人差が大きいものの、思春期は親から自立する時期であり、異性の親も「性的存在」として映る時期です。小学校高学年以降からは、マスターベーションや性器の悩みなどの男子の性教育には、父親や同性の年長者から話してもらえるといいですね。ただ、きちんと性について子どもに伝えられるか不安だったり、「男は興味を持つもの、そういうもの」「そのうち自然にわかる」と開き直ってしまったりすることもあるかもしれませんので、まずは保護者間で、どういった性教育が必要かということお話しされてみてはいかがでしょうか。 また、男子向けの性教育の書籍などを手渡して、「わからないことがあったら聞いてね」という方法もおすすめです。. この前,ほいくしょの発表会がありました。 みんないっしょうけんめいにがんばっていました。 わたしの弟もがんばっていました。 でも,おうちに帰ってから,弟はうまくできなかったとないていました。 わたしは「〇〇くんなりにいっしょうけんめいやったのだから,なかなくてもいいよ。」 といいました。 弟は,あんしんしたようになくのをやめました。. 心に響くちょっといい話 心に響くちょっといい話. 自分は身体障害者。なんとか一人,自立生活を送っています。一人,買物に出掛ければ,見知らぬ人が私を笑う。心ない声,目があり,外出を控えるようになりました。 つい最近,親戚の食事会に呼ばれました。手土産を準備し,いざお店へ。足場の高さ,いすに座ること・・皆には日常風景。私には難問が待ち受けます。そんな私に,「足台もらおうか?」「座れる?」の声。 当たり前のように聞こえてしまう,この一言や心遣いが何よりうれしかった。市内の道では,嫌がられる私。隅に座る私に,「隣に座る!」と姪が言ってくれる事にも感謝した。 家族に頼ってばかりなので,負けずしっかりしないといけないなと感じました。. 私の職場に,毎日トイレの掃除をしてくださる方がおられます。たまに掃除中にトイレに行くことがありますが,「入ってもいいですか。」と声をかけると,いつも「いいですよ。どうぞ,どうぞ。」という声がかえってきます。明らかに掃除のじゃまなのに,気持ちよく対応してくださいます。時には,「床がぬれとるよ。すべらんようにね。」という声もかえってきて,こちらが恐縮してしまうほどです。 別の機会にあるスーパーのトイレを利用したときのことです。入り口に「清掃中」の看板が立ててありました。中をのぞくと掃除は終わっている様子で,どうしても我慢できず,「入ってもいいですか。」と声をかけました。すると,返ってきたのは「看板が見えんのん?」の冷たい一言。確かに悪いのは私。でも,その冷たい言葉の響きに,ショックを受けてしまいました。 同じような状況の中でのまさしく対照的な二つのできごとです。 職場のトイレ掃除をしてくださる方は,汗びっしょりになって掃除をされていて,トイレを出るとき,私は,「ありがとうございます。」という言葉が自然に出ます。そして,汚さないようにきれいに使おうと思います。 トイレだけでなく,利用する者の心まで磨いてくださるすてきな方だと思います。. 高度経済成長以降,多くの人々は経済的な豊かさこそ,人生の豊かさにつながると考えていた。でも僕は,人生の豊かさとは多くの人があたり前に感じている,ごく平凡な日常生活にあると思う。 でも,それは失って初めて分かるものかもしれない。人間,欲を持たない人は一人としていないと思う。僕はカラーテレビを持っているが,やっぱりプラズマや液晶テレビも欲しい。他にも自分が欲しい物はたくさんあるし,その数が増えれば正直嬉しいと感じるだろう。 しかし,地震や火災などによって生活のすべてを失った時には,気付くかもしれない。物は金で取り返すことはできるが,大切な家族や場所を失えば同じ生活は二度と取り戻すことができないということを。 そう考えると,僕は自分の周りにあるすべてがすごく大切で,平凡な日常生活こそ実は人生の豊かさにつながっているのではないかと感じる。親がいて,家があって,学校があって,友達がいて,先生がいて,勉強ができて,食べる物があって,安心して寝ることができる。このあたり前だと思われる生活が送れなかった時代もあっただろう。この上なく,今の僕たちを取り囲む環境は豊かなのである。便利さや物に囲まれる生活を追求する人生ではなく,友達や家族を大切にし,環境を守り,支え合える社会を創りながら生きていくことが最も豊かな生き方だと僕は思う。豊かさは平凡な日常生活の中に眠っており,それに気付いて大切にする人は,豊かな人生を歩めるのではないか。人生の豊かさは身近にあると僕は思う。. 道徳教育推進2-人材・体制づくり(H18~H20) 心の元気を育てる道徳教育推進リーダー養成事業. 整然と同じ向きに揃えられた40足のくつ。 夏休み中,音楽の練習にやってきた子どもが次々と体育館入口にならべたくつの様子です。 だれかがきちんと揃えるように注意したわけではありません。これは,先輩から受け継がれたことであり,子どもたちは当たり前の行動としてやっているだけです。 でも,よく考えてみると,これは当たり前のことであっても,続けていくことは並大抵のことではないと思い,うれしくなってきました。ただ単に音楽の演奏技術を向上させるだけでなく,先輩から受け継いだすばらしい伝統を継承することによって心までも育てているのだなということに気がついたのです。 そして,先輩から受け継いだこの伝統は,途切れることなく後輩へ引き継いでほしいと願ったしだいです。 子どもたちから,とても気持ちのよい朝をプレゼントしてもらいました。. 我がN小学校では先生が積極的にサッカーを教えて下さいます。それも土曜日の休みまで頑張っておられます。ついつい「先生ジュースでも飲んでくだしゃー」といらんおせっかいをしてしまいます。特に,この寒い中,汗を流しながら頑張る先生を見ていると,私もあと二十歳若ければ,先生になりゃーよかったと思いました。自己主張と平行に守りに入った先生は保護者としても魅力を感じませんが,我が良き先生は人間としても魅力を感じます。もちろん,子どもたちは我々よりもっと敏感ですから,私以上に魅力を感じている事でしょう。この先生のおかげで学級崩壊もなくなり,我が子のクラスも安定してきました。一時期塾での学力テストも下がっていましたが,元に戻り安心しています。もっと嬉しい事に,お陰で先日のサンフレッチェのテストに合格した子どもがいます。先生がサッカーを始めてくれていなければ,力を秘めたこの子の実力を引き出す事は出来なかったと思います。 教師とは,子どもだけじゃなく我々保護者にも周囲の人たちにも夢を見させてくれる職業だと思います。労働基準とは,嫌で嫌で食うために仕方なく仕事をする人を救う為の法律で,この先生のように労働基準は守らないけど,必死で子どもの力を引き出してくれる方には,県民としてはそれ以上の報酬をあげても無駄だと私は思いません。私も三人の子どもをこの学校へ通わせ,このような先生にお会い出来たのは初めてです。もっと以前からお会い出来ていれば良かったと思います。そしたらPTA活動にももっと積極的になれたと思うし,教育に今以上関心を持てたと思います。 もちろん,ご理解とご協力を頂いている学校長や教頭先生,教務主任,先生方々に感謝申し上げます。我が子もあと二か月で卒業です。長男から10年間お世話になり,PTA会長も経験させて頂き,私自身もお世話になりました。学校とはいつまでもそんな所であって欲しいです。. DVも児童虐待も、自分たちだけで解決するのはとても難しい問題です。 相談してみることで、 ひとりでは気づかなかった解決方法が見つかるかもしれません。. 地域にあるコミュニティサロンで,玖波に住んでおられる方から「敬老会で,うれしいことがあったんですよ。」と,笑顔で次のようなお話をいただきました。 毎年,大竹市立玖波小学校区の敬老会が玖波公民館で開催され,この敬老会に玖波小学校の4年生は全員参加し,合唱を披露しています。今年は9月15日(月曜日)に行われ,4年生児童が元気よく合唱を発表し,お年寄りの方から大きな拍手をいただきました。その時の出来事だったようです。 敬老会終了後,会場の机やいすの片付けが始まった時に,4年生の女子4人が,その方に,「何か私たちも,お手伝いができることはありませんか。机やいすを片付けましょうか。」と尋ねてきたそうです。その時の表情や言い方がとても明るく,自然だったので,この子たちの真心を感じて,とてもうれしかったということでした。 ステージに上がり,ただ歌を披露するだけでなく,「自分たちは参加させていただいているんだ。」という『感謝の気持ち』や「役に立ちたい。」といった『奉仕の気持ち』がこの方の心に響いたのです。 地域の宝である子供たちが,人生の先輩である地域の方に添えた真心,そんな心をこれからも育んでいきたいと思います。. 物心がついたときから母と父方の祖母の言い合いを毎日見せられて育ってきて、喧嘩の大きさは日によって異なりましたが毎日ほんとに毎日ありました。特に母からの祖母に対するヒステリックに叫ぶような喋り方がほんとに嫌いで耳を塞いでいました。 当時は面前DVや心理的虐待についてあまり理解しておらず、暴力はなかったため家族の喧嘩の一つのようなものだと思っていましたが、中学生になって友達の家族の話を聞くうちに他とは違うと気づき、仕事で忙しかった母に代わり私を育ててくれた祖母をずっと生まれてから守れてこなかった自分を責めました。相談できる人もいず、父も祖母に対して優しくしているところなど見たことがなく自分の力のなさばかり責めました。 スクールカウンセラーの方に私は救われ大学進学まで頑張ることができ大学のため実家を離れ、祖母もそのタイミングで親戚の家に移ることになりそのような光景はなくなりましたが、いまだにおそらく両親は自らの私に対する心理的影響、面前での心理的虐待の恐ろしさを気づいておらず、私はまだその記憶に悩まされています。 本当に怖いのは子供は気づかないんです。自分のせいではないって。生まれた時からそんな環境で育てられ、両親に似ていかかとだけが恐怖でした。小さい子供でも読めるような情報共有の場が必要だと思います。学校での家庭事情に関するアンケートはあった記憶はありますが、私はその時まだ自分の家庭が他と違うことに気付いておらず、助けがいる立場だということも気づけていませんでした。. おにぎり says:. 海外における「性的DV」の状況は それでは、「性的DV」をめぐる海外の状況はどうなっているのでしょうか。 調べてみると、ヨーロッパなどでは、DVには身体的な暴力だけでなく、性的、精神的な暴力も含まれるという考え方が一般的になっている現状が見えてきました。 このうち、EU加盟国などでつくる欧州評議会は、年、女性に対する暴力やDVを防止するための「イスタンブール条約」を採択しています。 条約の中では、DVの定義について、身体的なものだけでなく、性的、心理的、経済的な暴力行為が含まれるとしています。 また、同意のない性行為を性犯罪として処罰の対象とすることを求めていて、夫婦間や交際相手との間にも適用されるように義務づけています。 現在、ドイツやオーストリアなど34の国が条約を批准し、11の国と機関が署名をして、批准に向けて国内法の整備を進めています。(年1月現在) ヨーロッパ以外では、台湾でも、刑法で「配偶者間であっても性犯罪が成立する」と明示しています。 また実際に保護命令が出されたケースは多くはないということですが、「性的DV」を精神的DVに位置づけて保護命令の対象としています。. あ。 says:. 手続きやイベントのご案内 表示. 小家の息子は大学進学に際し,理工学部にするか医学部にするか決めかねている。それで,友人の息子さんで医学部生がいたのでお願いをしてうちの息子に会っていただいた。その医学部生は商社マンのお父さんが海外赴任をしていた時,ともに開発途上国で生活をしたことがあり,途上国の医療水準が劣悪な状況下にあることをよく知っており,医者になったら開発途上国の医療活動に従事したいとその意欲を語ってくれた。シュバイツァーのような崇高な志に頭が下がる思いでその医学部生の話を聞いた。 私が高校生のころ,近所に下宿していた同じ高校の受験生は毎夜遅くまで勉強していたが,彼は下宿のおばさんに「僕は医者になって美人のお嫁さんをもらうため今は刻苦勉強に励むんだ」と言っていた。同じ医者を志すにしても前者と後者ではその価値は天地の隔たりがあるように思う。. サイトの使い方 サイトの考え方 サイト管理者 サイトマップ RSS配信 掲載データを使う 過去のサイト リニューアルにあたって 正しく表示されないときは お問い合わせ. 今年も「母の日」がやってくる。 毎年,私は,ふたりの母に,心ばかりの贈り物を続けている。 あるときはブラウスや手提げ袋,またあるときはコーヒーカップ…,決して高価なものではないが,毎年自分でも楽しみながら選んでいる。 でも,ここ数年は,心引かれてやはり定番のカーネーションに落ち着いた。それも,思いっきり派手で元気な色を選んでしまう。今年は,真っ赤とピンクのカーネーションが寄せ植えされたものを選んでみた。 小学生の時,「母の日」を前にして,担任の先生が,ご自身の亡くなったお母さんには白いカーネーションを供えるということを話してくださったことがあった。先生のお母さんが既に他界されていたことはもちろん,白いカーネーションの存在すら知らなかった私は,先生の話に大きなショックを受けた。確か図工の時間だったと思う。画用紙いっぱいに母の顔と横に赤いカーネーションの絵を描いていた私は,先生の白いカーネーションを想像してたまらなく悲しくなったのを覚えている。 「亡くなったお母さんには白いカーネーション」なんて,今の時代はそんなことにこだわる必要はない。でも,真っ白なカサブランカや胡蝶蘭に比べて,同じ白でもカーネーションには,あまりにも寂しさを感じてしまうのはなぜだろう。 すでに,70才を超えたふたりの母は,病院と縁が切れない日々ではあるが,何とか元気にしてくれている。 今年も色鮮やかなカーネーションを贈ることのできた幸せに感謝したい。お母さん,いつもありがとう。. その日の夜,アパートのブザーが鳴った。出てみると,朝の運転手さんが立っていた。「本当に申し訳ありませんでした。」彼は,深々と頭を下げた。 そして,足首の包帯に驚き,「大丈夫ですか。」と尋ねた。見るからに気のやさしそうな人だった。病院に行ったことを伝え,「たいしたことないですから。」と言った。彼は,かえってこちらが恐縮するほど,何度も何度も頭を下げ,帰っていった。. 毎年,運動会で5・6年生はエイサーを踊ります。エイサーとは,歌と囃子にあわせて踊る沖縄の伝統芸能のひとつです。 「なぜ,運動会でエイサーをするのかわからない。他のものをしてほしい。」3年前は,そんな声があったそうです。. 国際部記者 松田 伸子 年入局 千葉局、奈良局、札幌局、社会部を経て現所属 ジェンダーや気候変動問題を中心に取材. 私は高校で生徒会長になってから,学校や地域に貢献するために一生懸命活動してきました。おもに力を入れたのが,過疎化・少子高齢化が進む地域の活性化に関わることです。私の住む町は,若者が都市へ出ていくことで,過疎化が進んでいると考えられます。私は地域の魅力を高めるため,生徒全員に呼びかけ,様々なボランティア活動を進めてきました。学校周辺の道路清掃や,小中高合同の清掃活動,花を植えたプランターを配布する活動などが認められて,広島県からアダプト活動の認定を受けました。 さらに,地元中学校から本校への進学者を増やし,将来若者を地元へ定住することにつなげる取り組みの1つとして,中学生への学習支援,出前授業として化学の実験指導も行いました。これら多くのボランティア活動により,生徒全員の地域への興味・関心は高まったと思います。私は,過疎化・少子高齢化に関して先進的な取り組みを行っている大学で学ぶことで,私の住む町のような過疎地域への対策,地域活性化の方法について考え,貢献していきたいです。.